フリルが特徴のカーリーケール。

他のケールに比べると葉っぱのハリは控えめですが、そのまま口に運ぶとやはりゴワゴワします。これが一因で、生で食べるのはちょっと…という方もいるかもしれません。
そんな方にオススメなのが、オイルと塩でもみ込む方法です。苦みもおさえることができ、切り刻むよりも格段に食べやすくなるのです。ひと手間かけてでも作る価値のある一皿になりますよ。カサが減るため、ケールをたくさん食べたい!という時にも便利なサラダです。
粒マスタードの豊かな酸味を加えれば、ケールをはじめとした野菜たちが主役のサラダができあがります。

レシピをどうぞ。
食材たち
食材:カーリーケール・キュウリ・ミニトマト・紫たまねぎ
調味料:粒マスタード・オリーブオイル・バルサミコ酢・塩
作ってみます【所要時間20分】
食材をカットする
- カーリーケール:葉と茎を分ける。葉はざく切り、茎はななめ切り。


- ミニトマト:小さめのひとくちサイズにカット

- 紫たまねぎ:うす切り

- キュウリ:スライサーでうす切り(※実際は、この後の混ぜる工程にてスライスします)
ドレッシングを作る
- オリーブオイル、粒マスタード、バルサミコ酢を混ぜる



目安は
- オリーブオイル(3)
- マスタード(2)
- バルサミコ酢(1)
ケールをもみ込む
- ケールの葉をボウルにイン

- ボウルのひと回り小さい円を描くように、オリーブオイルをぐるり。塩をパラパラ。
ケールがしんなりするまで、手でもみ込む。


食材を混ぜる
- ケールの葉以外の食材すべてを入れて混ぜる


- ドレッシングをかけて混ぜる

- 味見をして、主に塩気を調節する
盛りつける
- 2段階に分けて盛りつけます。まず、ケールの葉をこんもり

- 残りの具材をこんもり

めしあがれ!

いただきます。
紫たまねぎやキュウリがしなっとした感じ、焼肉で出てくるチョレギサラダを思い出します。マスタードなので洋の仕上がりなんですけどね。
野菜の重なりが美しいです。

あんなに大きかったカーリーケール、もみ込むと圧縮されてかわいい量です。ひと手間でグッと食べやすくなっています。そのままのケールって何度も噛みしめるから、アゴ疲れるんですよね…!(笑)

紫たまねぎがシャリシャリ。カーリーケールは味がしっかりと乗っているけれど、塩が浸透・オイルでコーティングされているせいか青みと苦みがやわらいでいます。塩もみなどぜずそのままのキュウリ、みずみずしくってケールとあわせるのがいいんです。お互いを引き立てあう存在っていいですよね。
さわやかな野菜のラインナップですが、マスタードを加えることで味も見た目も華やぎます。メインでもぐもぐと食べられるサラダです。
ごちそうさまでした。

【注意点】
作り置きするならケールだけ作っておく
水分量の多い野菜(トマトやキュウリ)を混ぜた状態で時間を置くと、べちゃっとしたおいしくないサラダになってしまいます。食べる直前に、野菜とドレッシングを混ぜてください。フレッシュな野菜を楽しめます。
作り置きする場合は「ケールを塩でもみ込む」だけにしましょう。ケールから水分が流れ出すことはありません。オイルが浸透して濃い緑色になりますが、もみ込んで間もない頃とは味に大きな変化はありません。
【関連】野菜の下処理
今回使った食材について、詳しくまとめています。こちらもどうぞ。
- ケールの下処理
- 紫たまねぎの下処理
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