「サラダは味気ない」の一言で片付けてしまうのは、損しているかもしれません。
メインディッシュに添えられたサラダ、食卓の彩としてのサラダ。これも立派な役割なんですが、そうじゃない姿があったとしたら?
野菜だけのサラダがすべてではないんですよね。物足りなさの原因は、野菜に出せないコクの存在です。それをドレッシングでなんとか埋めようとすれば、どこかさみしさを感じるかもしれません。
ぽっかりと空いてしまった穴を補うのは、お肉の存在です。
中でも気に入っているのがラム肉です。
「臭くないの?」と思われる方はマトンと勘違いしているかもしれません。子羊のお肉であるラムなら、やわらかく臭みを気にしたことは今のところありません。(わたし自身、においに敏感な方なので少しでも獣臭いと即KOなんです…!)
・・・
ラム肉は、ケールと食べたり
ルッコラをどさっとかけたり
豪快に食べることが多かったもので(これはこれでおいしいのですが)、今日はきちんと一皿に仕立ててみようの作戦です。
食材たち
食材:ラム肉・ズッキーニ・かぼちゃ・マッシュルーム・スプラウト・サニーレタス
調味料:オリーブオイル・酢・ハーブミックス・塩
作ってみます
食材を準備する
- サニーレタス:ひとくちサイズにカット
- かぼちゃ:薄切り
- ズッキーニ:厚切り
- スプラウト:根元をカット
- マッシュルーム:濡れたペーパーで汚れをふきとっておく
- ラム肉:焼く直前に塩で下味をつける(この後焼いていきます)
焼く
- ラム肉:オリーブオイルをひいたフライパンへ
- ハーブミックスをぱらぱら
- 縁の色が変わってきたらひっくり返す
・かぼちゃ・ズッキーニ:続いてフライパンで焼く
盛りつける
- サニーレタスをこんもり
- ラム肉をこんもり
- スライサーでマッシュルームをすりすり
- かぼちゃをぱらり
- ズッキーニをごろり
- スプラウトをぱらり
仕上げ
- オリーブオイルをたらり
- 酢をたらり
- 塩をパラパラ
いただきます
噛みしめるとじゅん…って漏れ出るエキス。ズッキーニには水分が閉じ込められていてなんじゃコレは…状態。
ほくっと、甘みが口に広がるのはかぼちゃ。全体的にワイルドなんですけど、野菜ならではの甘みをガツンと投入してくれています。
レタスと一緒に食べるから、甘みがより際立つ。お酢も入ってきて、一口でこのバランス〜。いやあ、我ながらいい出来です。(笑)葉野菜としてはケールの選択肢もあったものの、サニーレタスでよかったです。マットよりみずみずしさの方が今日は正解だったようです。
焼き野菜はマリネするのも考えたんですが、グリルそのまま!で豪快にいくスタイルでよかったです。
ほどなくしてラム肉とご対面。ズッキーニとは違ったじゅわぁっという広がり方に驚きます。かといってコテコテの脂って感じじゃないんですよね。ゴクリと飲み込んだら、もうひとくち!と進む箸。うまい。
にしてもこのラム、筋感が最低限で本当においしい。柔らかすぎずかみごたえはそこそこある弾力。好きすぎる。お肉の脂身が苦手なんですが、このラムに限ってはいけちゃいます。
ふんわり乗ったレタスをややつぶしながら、がっちゃんこして楽しんで。ラムとマッシュルーム。
今日のナンバーワンを決めるとすれば、ズッキーニ。ひいき目もありますが、ハーブをまとったじゅわぁ加減がたまらなく好きでした。でも、コレ、レタスの上にズッキーニ乗せただけでは絶対にモノ足りないんですよね。ラムやかぼちゃあってのズッキーニ。ということで、みんなに特別賞を。
ごちそうさまでした。
コメント