知らないと危険!レンジで作るサラダチキン風蒸し鶏ささみ【爆発を阻止】

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サラダ食材・調味料

既製品のサラダチキンって、独特の風味があって苦手……。でもタンパクな鶏肉をサラダに取り入れたいし、なんとか自分で作れないかな?

こんなあなたの悩みに、おこたえします。

この記事の内容
  • 鶏ささみとは?
  • 鶏ささみ 下ごしらえに必要なもの
  • 鶏ささみ 下ごしらえの方法

ナビするのは、サラダに夢中なkamai(@kamaivege)です。

kamai
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会社員として働きつつ週3以上はサラダを作り、SNSで発信したレシピ数は250を超えました。このブログでは、サラダ作りのハウツーやレシピを紹介しています!

サラダといえば、意識しないと野菜ばかりになりませんか?

おかずをいくつも作れないし……。

サラダにさまざまな食材を取り入れて、サラダ単品でも栄養のかたよりが減らせると頼もしいですよね。

そんなときに頼りになるのが、タンパク質のお肉類です。脂身の少ない鶏のささみは、あっさりしたサラダにぴったりの材料です。

この記事では、鶏ささみの下ごしらえを紹介します。

ささみの下ごしらえができるようになれば、既製品に頼らず手づくりのサラダチキン風の鶏肉が食べられるようになりますよ。

鶏ささみとは?

鶏むね肉の内側にある部位

ささみは鶏肉の部位のひとつで、胸肉の内側に含まれるパーツです。

内側の部位なので、鶏皮はつきません。

kamai
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個人的には鶏皮のブヨブヨした部分が苦手なので、皮なしは大事なポイントだったりします……!

鶏肉の中では「さっぱり」している部位

スーパーで見かけることの多い鶏の部位といえば、胸肉もも肉があげられます。これらに比べると、ささみは

  • タンパク質が多い
  • エネルギー(カロリー)が低め
  • あじわいはさっぱり

なのが特徴です。

まとめると、こんな感じです。

ささみ胸肉もも肉
タンパク質
エネルギー
あじわいさっぱりジューシー

ささみといえば、身体づくりのために食べられているイメージがあるな。

kamai
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胸肉が主流のサラダチキンと並んで、健康意識の高い人に支持されてるよね。

脂がのったもも肉に比べると、ジューシーさは劣ります

もともとさっぱりしている鶏ささみは、旨味を逃さずにふっくらと仕上げる工夫が必要です。

鶏ささみ 下ごしらえの手段3つ

レンジ・茹で・焼き

生の鶏ささみを、加熱して食べられる状態にしていきましょう。

一般的な加熱方法は、おもに3パターンあります。

  • レンジで温め
  • 茹でる
  • 焼く

簡単なのはレンジ調理

今回は、手軽に作る方法としてレンジ調理を紹介します。

「焼き」は火加減の調整が難しく、「茹で」は調理時間が長くなりやすいことから、まずおさえるならレンジ調理をおすすめします。

kamai
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今回は、レンジ調理を見ていきましょう!

鶏ささみ 下ごしらえに必要なもの

食材と調味料

食材と調味料
  • 鶏ささみ(1パック3本程度)
  • 酒(大さじ1の少量でOK)

調理道具

調理道具
  • まな板
  • 包丁
  • ビニール手袋
  • 耐熱容器

ビニール手袋は、お好みでどうぞ。

わたしはニオイに敏感で生肉を手でさわることにやや抵抗があるため、使っています。

耐熱容器は、お皿とラップでもOKです。

わたしは、HARIO保存容器を使っています。ガラス製なので、ニオイが残らないところが気に入っています。Mサイズ(600ml)で、ささみ3本が並べられる大きさです。

\ ガラスだから長く使える /

鶏ささみ 下ごしらえの方法

鶏ささみの下ごしらえとしては、3ステップです。

  1. ささみの筋取り
  2. ささみに細工を施す
  3. ささみを加熱

ささみの筋取り

今日のメインにして、一番のポイントである「筋取り」。さらに3ステップに分けられます。

  1. 筋を見つける
  2. 筋に沿って包丁を入れる
  3. 包丁の背で身から筋を引き剥がす

① 筋を見つける

まずは、ささみの筋を見つけます。

筋は肉に包まれる形で長細い形に沿って潜んでいます。ささみをさまざまな方向から見て、白い線状のものを探します。

左側から中央にかけて走る白い線状のものが筋です

② 筋に沿って包丁を入れる

筋に沿って包丁を入れます。

上側・下側の肉から切り離し、筋を浮き立たせます。筋の全容が見えればOKです。

ポイントは、筋の姿をイメージすることです。包丁を入れる回数が少ないほど、鮮度を落とさずに済みます。

とはいえ、肉に埋もれた筋は探り当てるのが難しい場合もありますので、少しずつ包丁を入れて様子をうかがってみてください。

切れ込みを入れて、身と一体になっている筋を剥がしやすくします。このひと手間が、次の動作③につながります。

③ 包丁の背で身から筋を引き剥がす

身から筋を引き剥がします。

利き手(右手)に包丁を持ち、逆の手(左手)は筋を持つのが基本ポーズです。

筋が持てない場合(筋の出ている部分が短い場合)は、身と筋を包丁の腹で少しだけ切れ込みを入れて筋の持ち手を確保してくださいね。

筋が下になるポジションとなるように裏返します。筋をしっかりと持ちながら包丁の背を筋に押し当てて、ゴリゴリとゆっくり身をこそぎます。

途中まで身をこそいだ様子
(撮影のため、包丁は一時的に置いてます)
うまくいかないときは?

うまくいかない一因は、筋が身の部分と一体になってしまっていることにあります。

筋を確実にとるため、最初は②の包丁を深く入れましょう。身が分断してしまうかもしれませんが、筋は取れます。

慣れてきたら、段々と包丁の入れ方を浅くしてみてください。この時、筋の位置をイメージしながら包丁を入れることを心がけます。すると、ささみ肉に対して最小限のカットを入れられるようになります。

他の要因としては、ささみの状態もありえます。このあたりは個体差なので、何度か試すことで感覚を得てくださいね。

筋取りの方法はこの他にもあります。

包丁ではなくフォークを使う方法は試しましたが、身が崩れる・筋と身が離れずに身がごっそり持っていかれることが多かったです。包丁の方がやりやすいと、個人的には感じました。

ささみに細工を施す

おいしく安全に作るため、温める前にひと手間を加えます。

  • 穴をあける
  • 酒をふる

穴をあける

ささみに穴を開けます。

フォークで表面をブスブスと刺しましょう。

理由は、加熱時の爆発を防ぐためです。

ささみは薄い膜がはっており、加熱すると肉から水分が出てきて膨れあがります。そして耐えられなくなると、爆発してしまうんです……!

爆発!?

知らないですよね。ワケもわからず、たびたび爆発させていました。

kamai
kamai

レンジから急に「ボンッ!!」という爆発音が!こわすぎる……。

レンジの中で起きるので実害はありませんでしたが、危ないです。

卵やソーセージはレンジあたためNGと言われますが、これも同じく薄い膜でおおわれていて爆発するからです。

忘れずに、ささみには穴を開けてくださいね。

酒をふる

ささみにお酒をふります。

量は、ささみがお酒をまとう程度でOKです。

ささみ3本に対して、お酒は大さじ1あればじゅうぶんです。

お酒をふるのは、2つ理由があります。1つは臭みを消すため、もう1つはふっくら仕上げるためです。

kamai
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ただ温めるのとは違い、あじわいに差が出ますよ。

ささみをレンジで加熱

ささみの準備ができたら、レンジで温めます。

  1. 600Wで1分半
  2. ひっくり返して、さらに600Wで1分半
  3. 火の通りを確認する
  4. (火が通っていなければ)10秒ずつ加熱していく

① 600Wで1分半あたため

3本程度なら、600Wで1分半あたためます。

うっすらと熱が入ります

② ひっくり返して、さらに600Wで1分半あたため

レンジは熱の入り具合にムラができます。そこで一度ささみをひっくり返してから、さらに600Wで1分半あたためます。

ピンク部分はまだ生の部分

③ 火の通りを確認する

トータル3分の加熱で、火が入ります。

生では食べられませんので、いちばん大きなものをカットして火の通りを確認しましょう。

外側も内側も同じ色ならOKです。

内側がピンク色なら、まだ生の証拠です。もう少し熱を入れます。(次の④へ)

④(火が通っていなければ)10秒ずつ加熱していく

さらにレンジで温めます。

温めすぎると、干からびてパサパサになってしまいます。長めに加熱するよりも、短めに加熱して足りなければ少しずつ加熱する方がおいしさをキープできます。

鶏ささみ できあがり!

ビフォーアフター

長らくお疲れさまでした!

ひと手間かけて、ささみのできあがりです。

鶏ささみの片付け

使ったキッチンペーパーとビニール手袋で片付ける

お肉からは水気が出てくるので、キッチンペーパーなどでふき取ってください。

筋取りが終わってささみを耐熱容器に移し終えたら、その流れで片付けると汚れ最小限で済みます。

ビニール手袋をしたままペーパーで筋をつかんだら、くるりん。ひっくり返したらそのまま生ゴミへどうぞ。

鶏ささみ 手作りvs既製品を活用

作ってみたけど、やっぱり手っ取り早く食べたいな。

こんなあなたは、既製品を使ってもいいかと思います。

パウチタイプ

パウチタイプの購入もありです。

パックタイプ

パックタイプは、さまざまな味を楽しめるのも魅力のひとつです。

自分に合うものを見つけよう

作り方を説明しといて、商品を紹介するのかい!とのツッコミ、聞こえます!笑

パウチタイプや既成のサラダチキンといった、できあいのものは独特のニオイがあることが多いです。

わたしの場合ニオイで食欲が失せてしまうため、手間がかかっても自作しています。

kamai
kamai

気にしすぎかもしれませんが、気持ちよくいただくためにこうしてます。

最初は手間に感じていましたが、ささみ作りに慣れてからは添加物を気にせずにできたてが食べられるようになりました。

既製品の風味が気にならない方は、ぜひパウチの利用も検討してみてください。圧倒的に時短です。

生活スタイルや耐性に応じて、自分に合う形を選ぶといいね。

【まとめ】ささみでサラダにタンパク質をプラスしよう

この記事では、鶏ささみの下ごしらえと注意点を紹介しました。

この記事の内容
  • ささみは野菜サラダにプラスしやすいタンパク源
  • 作り方は3ステップ
    1. ささみの筋取り
    2. ささみに細工(酒ふり、穴あけ)
    3. レンジで加熱(途中でひっくり返す)
  • あじわいが気にならなければパウチ利用もあり。時短の特典付き

最初は筋取りに手間取るかもしれません。わたし自身、コツをつかむには5〜6回ほどかかりました。「動画などを見るとカンタンそうにやるよな〜。。」と思ったものです。しかし、慣れれてしまえばスルスルとできますよ。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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