
すりおろし器を使うと、刃の部分にへばりついてうまく取れない……。どうにかならない?
こんなあなたの悩みに、おこたえします。
- ゼスターグレーターとは?
- マイクロプレイン プレミアムシリーズ ゼスターグレーターの特徴
- おすすめポイント
- デメリット
- 使ってわかったこと
- 購入時の注意点
ナビするのは、サラダに夢中なkamai(@kamaivege)です。

会社員として働きつつ週3以上はサラダを作り、SNSで発信したレシピ数は250を超えました。このブログでは、サラダ作りのハウツーやレシピを紹介しています!
調理工程のひとつとして登場するのが、すりおろしです。
ただ、おろし器によっては
- おろしたものが刃について取りにくい
- おろし器が洗いにくい
など、ストレスになりがちですよね。
そんなプチストレスを解決してくれたのが、マイクロプレインのゼスターグレーターでした。そんな料理がはかどるオススメのすりおろし器を紹介します。
こちら、買い換えた調理器具でよかったもの圧倒的ナンバーワンなんです。これひとつ持っていれば、料理がはかどり楽しくなりますよ。
マイクロプレイン ゼスターグレーターとは
すりおろし用の調理器具
おろし器として有名なのが、マイクロプレイン(Microplane)のゼスターグレーターです。(グレーダーと表記される場合もあります)

グレーター(Grater)とは、食材を細かくおろすための調理器具のことです。
ゼスター(Zester)とは、風味を添えるために使われる調理器具のこと。ゼスト(Zest)とは「柑橘の皮」であり、「風味を添える」という意味があります。「ゼスター」は、レモンやオレンジといった柑橘の皮を剥ぎ取る・削り取るのに使われます。
「ゼスターとしても、グレーターとしても使えますよ」というメッセージが読み取れる商品です。
マイクロプレイン ゼスターグレーターのおすすめポイント
おすすめポイントは3つです。
- 食材がなめらかにすりおろせる
- すりおろした食材が集めやすい
- 安定感があってすりおろしやすい
機能性の良さを中心に、かゆいところに手が届くところが気に入っています。すりおろし器との比較を交えて、説明しますね。
食材がなめらかにすりおろせる
1つ目のポイントは、食材がなめらかにすりおろせる点です。
すりおろし器と比べると、その違いはひと目でわかります。細かくパウダー状になるすりおろし器に対し、ゼスターグレーターで削るとスライスされています。

断面を見てもあきらかです。すりおろし器で削った面は、ボロボロと削りかすが残ります。

一方で、ゼスターグレーターで削った面はつるつるです。

刃の角度はありませんが、これでスライスするんですね。

特に、皮付きのショウガだと違いは明らかでした。
すりおろし器だと、固い皮は刃に抵抗して削りにくいんです。一方、ゼスターグレーターは実の部分と同じようにするする削れます。
すりおろした食材が集めやすい
2つ目のポイントは、すりおろした食材が集めやすい点です。
というのも、すりおろし器では削っても刃の部分にたっぷり残っちゃうんですよね。

食材が使いきれない上に、洗い物もやっかいです。こびりつきを防ぐためには「アルミホイルを敷いておく」方法もあります。「わざわざこんなことしたくないけど…」と思いながら、ひと手間かかっていたことがありました。

アルミが破れる心配もあるし、解決法としてはイマイチだよね。
その点、ゼスターグレーターそんなことがバカバカしく思えるほどにサラリと取れます。刃にたまりにくいです。


「するん」ってこんなキレイにとれていいの!?気持ちいい……。
食材が落ちる裏側は刃が立たないので、手でこそぎ落とすこともできます。

安定感があってすりおろしやすい
3つ目のポイントは、安定感があってすりおろしやすい点です。
削りやすさの理由は2つ。1つは、グリップのきく持ち手にあります。

エラストマー樹脂というゴムのような素材で作られており、くびれた形も相まって手にフィットします。
もう1つは、先端のすべり止めです。

削るという特性から、力を入れるために器具を固定する必要があります。

片手でゼスターグレーターを握りしめ、先端のすべり止めをボウルなどに押し付ければ、安定して食材を削れます。

切れ味がいいため、そもそも大きな力を込める必要はありません。とはいえ、安定感があれば作業しやすいです。
マイクロプレイン ゼスターグレーターのデメリット
いいところだらけのゼスターグレーターですが、デメリットもありますので紹介します。
- 持ち手部分に水がたまる
- おろし器にしては大きい
持ち手部分に水がたまる
持ち手部分に水がたまります。
洗って拭き上げたはずが、時間を置いてみると水たまりができていました。持ち手と削る部分の間あたりにできており、構造上の問題かと思われます。
洗った直後に振り切っても水はたまるようなので、拭き上げてもすぐにしまわないようにしています。
おろし器にしては大きい
おろし器にしては、大きく感じるサイズです。
刃の部分は、1/2か2/3サイズでもいいのでは?と感じました。ただ、細長い形でかさばるものでもないので、許容サイズかなと思ってます。
また、カバーがついているので、安全面で不安はありません。

ゼスターグレーターの活用シーン
サラダ作りでは、ハード系チーズのすりおろし
ハンドルタイプのグレーターを持つなら、とやりたかったのがコレ!固いチーズも、さほど力をこめずにスルスルとすりおろせます。

ふわふわと削られたチーズは、サラダで大活躍。カーリーケールのサラダでは、欠かせません!
すりたてのチーズは香り豊か。パウダー状である市販のパルメザンチーズと違って、グレーターで削るとふわりと舞う細長いチーズ。

すりおろすパフォーマンスしたら、モテそうだな〜。

涼しげな顔でやるといいかもね。笑
チーズは固いものばかりとは限りませんが、ハード系チーズはグレーターがないと始まらないですね。
- サラダ好きが選ぶ!サラダにプラスしたいチーズ3種の特徴と使い方
カレー作りでは、ショウガ・ニンニクのすりおろし
カレー作りでは、スパイスのベースになるショウガやニンニクのすりおろしで使います。


使ってすぐわかったのは、すりおろしのキメの細かさや扱いやすさ。初めて使ったときは、本当に感動しました……!
料理の仕上げに、レモン・すだちのすりおろし
パスタやカルパッチョといった料理の仕上げに、レモンやすだちのすりおろしで使います。

お刺身の鯛をいただくのに、すだちをおろしたらビックリ。料亭の味を思い起こさせる風味にクラクラしました。笑
マイクロプレイン ゼスターグレーターを持ってわかったこと
料理の幅がグッと広がるアイテム
基本の料理においては、必須アイテムではありません。しかし、デメリットを見てもメリットが圧倒するなという印象です。

すりおろし器って、やむをえず使うって感じでした。でも、グレーターがあると進んで使いたくなっちゃう!それくらい気持ちいいんです。
料理する人なら持っておいて損はしないアイテムだと思います。実際、時短につながり、煩わしさもゼロになりました。すりおろしを、面倒な作業から楽しい作業に変えてくれたありがたい調理器具です。
ただ、料理のペースや種類によっては、そもそもすりおろしなんてしない方もいると思います。だから、料理の腕によらず真っ先に買いすすめるアイテムではありません。
料理のプロや愛好家にファンが多い
お気に入りアイテムとしておすすめする方も多いです。
お料理おにいさんのリュウジさん。誰でもカンタンにおいしく作れるバズレシピが話題ですが、「料理のハードルを下げる」という点で調理器具にも一貫したこだわりをお持ちのようです。めんどくささを手助けしてくれるアイテムとして、紹介していました。

杏さんはご自身のYouTubeチャンネルで料理動画が人気です。愛用のアイテムのひとつとして紹介していましたよ。
マイクロプレイン ラインナップ
プレミアムシリーズとプロシリーズ
ゼスターグレーターはシリーズによって形状が異なります。
わたしが使っているのは、細長いプレミアムシリーズです。
とにかく、すりおろす量がある!という方は、幅広のマスターシリーズがいいかもしれません。すりおろせる形状にも5種類ほどバリエーションがあります。
プレミアムシリーズはカラーバリエーションが豊富
プレミアムシリーズでは、持ち手部分のカラーバリエーションが豊富です。
白黒やグレーといったモノトーンのほか、グリーンやレッドなどカラフルにも10種類以上の中から選べます。
\Amazonのプレビューからイメージが確認できます/
マイクロプレイン 模造品には注意
残念ながら、模造品が出てしまっているようです。
こちらは、マイクロプレイン日本正規代理店というIKESHOさんのツイート。
輸入品であるだけに、販売店によっては模造品の扱いがあるようです。

え〜、、、せっかく買っても手にしたらどうしよう……。
現物を見られるならまだしも、通販だとわからないですよね。
日本正規品は、こちらを手がかりに判断してください。
- 箱入り
- レシピ付き

「正規輸入品」などでキーワード検索すると、引っかかるのでまずチェックしましょう!
わたしの場合、何度もお買い物をしている浅草橋のキッチン用品店であるプロキッチンさんで購入しました。
【まとめ】実用性のあるゼスターグレーターを使って料理効率を上げよう
この記事では、おすすめのおろし器としてマイクロプレインのゼスターグレーターを紹介しました。
- ゼスターグレーターとは?
- マイクロプレイン プレミアムシリーズ ゼスターグレーターの特徴
- おすすめポイント
- デメリット
- 使ってわかったこと
- 購入時の注意点
料理をする自分へのごほうびに、友達へのプレゼントに、参考にしてみてくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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