どちらを選ぶ?「高さ」で決める食器の選び方【料理の盛り付け】

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サラダ作りのコツ

使いやすいのに様になる食器がほしいけど、どうやって選んだらいいかわからないな。

こんなあなたの悩みに、おこたえします。

この記事の内容
  • 食器を構成する要素
  • 食器の高さの違いと与える効果
  • 食器の形状に応じたデメリットと対応策

ナビするのは、サラダに夢中なkamai(@kamaivege)です。

kamai
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会社員として働きつつ週3以上はサラダを作り、SNSで発信したレシピ数は250を超えました。このブログでは、サラダ作りのハウツーやレシピを紹介しています!

料理はレシピが味の決め手になるのはもちろんですが、見た目を左右する盛り付けも大事な要素です。

そのひとつである食器の選び方について、食器の高さに着目して紹介します。

コツをおさえれば、食器えらびに活かしたり、日ごろのチョイスに悩まなくなりますよ。

食器の構成要素

食器というと、構成する要素はいくつもあります。

器の構成要素

その中でも、食器の高さに着目してうつわ選びを考えます。

食器の高さと効果

高さといえば、低い(あるいはない)ものと高いものとありますね。それぞれ、特徴をみていきましょう。

立ち上がりが低い食器の特徴

まず、お皿のフチに立ち上がりのない(低い)食器です。

どちらかといえば、食べやすさより見た目が勝ります。

スタイリッシュでおもてなしに向く

フラットなお皿は、スタイリッシュに盛り付けやすいです。

小さなお皿でも余白を使って広がりを出せます

理由は、お皿全体が平らなことから面すべてを使えるからです。

コース料理を出すようなレストランだと、お皿をキャンバスのように扱っているよね。

kamai
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ソースづかいで遊んだり、トッピングを散らして広がりを強調したりしているよね。

食器の全面に盛り付けする必要はありません。

ただ、まんべんなく並べてしまうと単調でつまらない印象になってしまいます。

一面にまんべんなく盛りつけるとぺったりしてしまいます

面で見せるフラットな食器では、むしろ余白を作りましょう。

おしゃれで上品な印象を与えられるため、おもてなしにも向きます。

高さが出せれば強調される

ポテトサラダなどのしっとりしたサラダは、カトラリーでもつかみやすいので平皿でもいいかと思います。

お皿のフチでさえぎられることなく、その高さが強調して立体的に見せられますよ。

kamai
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いろいろ食材が入っているおかずは、奥行きを見せた方がおいしく見えますよ。

片手では食べづらい

ただ、お皿の縁(リム)が低いと料理を取りづらいです。

お箸で食べていると、最後に料理がつかめないってことあるな……。

対策としては、カトラリーに気を使うことです。

片手で済ませるお箸ではなく、ナイフ・フォークをセットで使うと食べづらさをフォローできます。

立ち上がりが高い食器の特徴

続いて、お皿のフチがあり、立ち上がりが高いお皿です。

どちらかといえば、見た目より食べやすさに優れます。

片手でも食べやすい

お皿の周りがフチでしっかり囲まれているため、盛り付けは安定します。

取り分けるときもこぼれることを気にしなくてもOKです。そのまま食べるとしても、フォークなどカトラリーひとつで食べやすいです。

適当に盛り付けても様になる

適当に盛り付けても、一皿がそれなりに様になります。

適当にごちゃっとしても様になります

お皿のフチがあるおかげで、高さが強調されるためです。

料理が立体的に見えるんだね。

少量の料理はさみしい印象になる

こぼれづらい一方で、サラダが少量だと器に埋もれてさみしい印象になってしまいます。

対策としては、料理をたっぷり盛り付けるか、高さを出すように盛り付けてください。ダイナミックに見せることが器を活かすコツです。

といっても、グリーンサラダなどのカサが出る生野菜のサラダは自然とボリュームが出ますので、そこまで気にしなくても平気です。

さまざまな野菜を含んだサラダ、器が包んでくれます

食器の高さから比べる特徴

食器の高さから比べた特徴は、こちらです。

比較項目高さが
低い
←→
(中間)
高さが
高い
特徴横の空間〜広がりを見せる高さ〜奥行きを見せる
デザイン性
少量を散らすと芸術的になる

平凡になる

高さでダイナミックになる
機能性
(取り分け・食べやすさ)

縁がないためつかみづらい

縁があるためつかみやすい
利用シーンおもてなしパーティーシーン
日常づかい
日常づかい
盛り付けの量1人分1人分
多人数分
1人分
多人数分
カトラリーナイフとフォーク
お箸
ひとつ

買い足すならおすすめの食器

高さの違いと得意・不得意はなんとなくわかったけど、オールマイティに使えるものがほしいな。

それなら、すり鉢状の食器をおすすめします。

TODAY’S SPECIAL でゲットした食器

どちらかといえば高さのある食器です。

汁気のあるおかず、かしこまって食べない食事は高さがあった方が使いやすいです。

  • 煮物などの和食
  • カレー
  • パスタ
  • サラダ

高さがあった方が、使いやすいです。

七寸鉢と呼ばれる約21cmサイズは、おかず or メイン料理1品づかいで重宝しますよ。

\ 一人暮らしでも二人暮らしでも使いやすい七寸皿 /

kamai
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柄が美しい小鹿田焼は、買い替えのタイミングで手に入れたいと思っている候補のひとつです。

【まとめ】目的に応じて食器の高さを使い分けよう

この記事では、食器の高さに着目して使い分ける方法を紹介しました。

この記事の内容
  • 食器の高さで印象や食べやすさが変化する
  • 高さのない食器が得意なのは見た目
    • 余白を活かして少量を盛りつけると様になる
  • 高さのある食器が得意なのは食べやすさ
    • 食べやすさ
    • 取り分けやすさ
    • 盛り付けやすさ

料理に欠かせない食器は多様なものが販売されており、迷いますよね。10人いれば10人の生活があり、食器もまた10人それぞれに合うものがあると思っています。

kamai
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ただ、感覚やセンスに頼らず理想の形がイメージできていると、買い物に失敗しなくなりますよ。

実用性を求めるのか?おしゃれを追求するのか?

自分の生活スタイルに照らし合わせて、ぴったりの食器を見つけてくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

ほかの観点で食器えらびを知りたいなら

冒頭でふれた食器の構成要素ごとに、食器の選び方を紹介しています。

器の構成要素
  • 高さ(この記事)
  • 大きさ
  • 素材
  • 色合い
  • 「素材」で決める食器の選び方
  • 「色合い」で決める食器の選び方

他にも盛り付け方を知りたい方へ

やってはいけない盛り付け方をおさえると、それなりに様になります。

  • おいしさ変わる?やってはいけないサラダの盛り付け方と対策【センスじゃなくてコツ】

【参考】盛り付けの本

こちらの本を参考にしながら、おもにサラダの盛り付けについて考察しました。

ほかにも、盛り付けを学べる本はこちらにまとめました。

  • 【解説】コツと技はプロに学ぶ!盛り付け料理本レビュー【センスに頼らない】

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