悪臭バイバイ!一人暮らしの生ゴミ処理法9選【夏でも快適キッチン】

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サラダ作りのコツ
おひとりさま
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料理で出てきちゃう生ゴミをどうにかしたいな。コンポーザーとかの道具って一人暮らしには現実的じゃないし、口コミがあてにならない……。

こんなあなたの悩みに、おこたえします。

この記事の内容
  • 生ゴミの元とは
  • 生ゴミの解決法3パターン
  • パターン別の生ゴミ処理法8つ

ナビするのは、サラダ好きで野菜をよく食べるkamai(@kamaivege)です。

kamai
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会社員として働きつつ週3以上はサラダを作り、SNSで発信したレシピ数は250を超えました。このブログでは、サラダ作りのハウツーやレシピを紹介しています!

私が紹介している「サラダ」は加熱いらずで作りやすいのが売りの料理。一方で、裏では生ゴミ処理との戦いがありました。

生ゴミは時間とともに悪臭を放ち、ヒドいとがわくことも……。気持ち悪いですよね。

自宅で生ゴミを対処するにもコンポーザーといった大がかりな仕組みばかりで、一人暮らしにはアンマッチなもの。自分なりに対処法を探して、「これなら妥協できる!」というところに落ち着きました。

この記事では、わたしが実践している一人暮らしにとってちょうどいい生ゴミの対処方法を9つ紹介します。

すぐに取り入れれば、キッチン環境が整って快適に料理できますよ。

生ゴミの元は2つ

サラダ作りで出てくる生ゴミの元といえば、おもに2つあります。

  • 食べられない部分
  • 傷んでしまったもの

食べられない部分

ひとつは食べられない部分です。

  • 汚れがついている
  • 食感が悪い

などの理由で、取り除かれます。

たとえば、野菜のヘタや皮、芯の部分です。

もともとは「野菜」として存在していたものが、切り落とした瞬間に「ゴミ」判定されてしまいます。

傷んでしまったもの

もうひとつは、傷んでしまったものです。

もともと食べられるものでも、傷んでしまっては捨てざるを得ないですよね。こちらも「ゴミ」になってしまいます。

一人暮らしだと、ありがちだよね。少しずつ使うから、気づいたら傷んでるなんてことも……。

生ゴミの対処法3パターン

そこで大きく3つの観点で扱ってあげます。

  1. ゴミを出さない
  2. ゴミをためこまない
  3. ゴミを適切に処理する

順番に見ていきましょう。

解決法1:ゴミを出さない

ゴミになりうるものを減らして、そもそもゴミを出さない方法です。

  • 【購入編】レシピが思いつかない食材は買わない
  • 【購入編】必要な分だけ購入する
  • 【保管編】早めに食べきる
  • 【保管編】近所のスーパーを冷蔵庫がわりにする
  • 【調理編】野菜の可食部を活用する

【購入編】レシピが思いつかない食材は買わない

食材の購入シーンでは、レシピが思いつかないものは買わないことです。

使いきれない原因のひとつに、野菜をどう調理したらいいか迷う/わからないことがあげられます。

どうしたものか、出番が回ってくることなく冷蔵庫で待機しているメンバーがいないでしょうか。レシピが思い浮かばないなど、活躍の場が巡ってこないからなんですよね。

そこで、使い方のわからない食材は買わない方法が有効です。

それ言ったら、いつも同じ食事になっちゃうよ!

そこで、使い方がわからなくとも「チャレンジする食材は1つだけ」と決めるといいです。制限されている感覚は和らぎます。

その食材が残ったとしても、レシピをさっと調べて使い切ることも苦じゃないですよね。使い慣れている他の食材とあわせれば、料理しやすいです。

kamai
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無理に手を広げても、使いこなせない。そうやって食品ロスを引き起こしやすいんだよね。

【購入編】必要な分だけ購入する

野菜を100%食べ切ってしまうために、必要な分だけ購入します。

具体的には、少量カットされた商品や、セット売りは避けるといった買い方です。

レタスなら、1玉ではなく、カットされた1/2個だけ。ニンジンなら、1パック3本入りではなく、1本だけ。

パックは価格としてはお得感があります。しかし、どうせ傷めて食べきれないのであれば、割高でも使い切れるサイズや数量を選ぶ方が、結果的にお得です。

野菜の特色によって、買い方を使い分けるのもアリです。

常温保存がきいて日持ちするもの=セット買い
(ネギ・イモ類。タマネギ、じゃがいもなど)

鮮度がすぐに悪化してしまうもの=単品買い
(水分の多い野菜。キュウリ、レタスなど)

また、多めに買うと食べ過ぎにもつながりやすいです。

手元にある分は使い切らなきゃ……。

多めに作っちゃったけど、食べ切らなきゃ……。

こういった思わぬ心理が働くためです。食欲をコントロールするのって、意識してもなかなか難しいですよね。

【保管編】早めに食べきる

買ってからは、早めに食べきることです。

必要な分だけを最小単位で買ったとしても、必ずしも一度に使い切れるわけではありません。出てきてしまった残りの野菜についても、すみやかに食べきることで、廃棄の可能性を限りなく減らすことができます。

熟す度合いをまちがえるとゴミ箱行きのショックです…

【保管編】近所のスーパーを冷蔵庫がわりにする

自宅の冷蔵庫はガランとさせつつ、料理をするときに食材を買いに行く方法です。

スーパーなどのお店自体を「食材の保管庫」とみなします

なにがいいかといえば、常に新鮮なものを手に入れられることがあげられます。

kamai
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外食メインの頃は「使いきれず捨てる」ことがありましたが、使うタイミングで買い物するとムダが減らせました。

料理のたびに買い出しする手間や、こまめな買い物に伴うムダな出費が増えるといったリスクはあるかもしれません。

一方で、管理コストはゼロ。自炊の頻度が低いなどの生活スタイルによっては「使う分だけ、必要なときに調達する」という方法は有効です。ストレスフリーだったりします。

また、自宅の冷蔵庫容量に余裕がない場合も多いため、保管スペースの観点からもメリットがあります。

エコバッグを持ち歩いて、こまめに買い物しちゃいましょう。

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【調理編】野菜の可食部を活用する

「ゴミを出さない」観点でも、どうしても出てしまうゴミ部分に着目します。野菜の可食部を活用する方法です。

野菜の食べられる部分を見直し、料理に生かします。「食べられない」と思っている部分も、実は食べられたり旨みがあったりします。

根菜類の皮(ダイコン、ニンジンなど)

皮だけを食べるというよりかは、皮がついたままカットした野菜を使います。根菜類は皮と実の間にこそ栄養分があるということで、理にかなっています。口当たりが悪い、土っぽいのがイヤというデメリットがあるため、野菜の状態や料理の仕上がり次第で使い分けています。

根菜類の葉っぱ部分(ダイコン、カブなど)

実の部分に着目しがちですが、葉っぱも食べられます。炒め物、みそ汁の彩りで使えます。

上級者になると、ヘタ部分を使ってダシをとるなんて方法もありますね。

解決法2:ゴミを適切に処理する

いよいよゴミが出てしまったとして、捨てる際に注意するポイントです。

  • 【片づけ編】ゴミをまとめる前に水を切る

【片づけ編】ゴミをまとめる前に水を切る

ゴミ箱に捨てる前に、生ゴミに含まれる水を切る方法が有効です。

生ゴミの異臭やヌメリの原因のひとつとして、水分があげられます。水分が引き金となり、雑菌が繁殖してしまうのです。

枯葉がいい例です。パリパリに乾燥している落ち葉なら、数日放置しても状態が変わりません。一方で、雨で濡れた落ち葉であれば時間がたつと、妙な臭いがしますよね。

微生物が繁殖して、分解が進んだ時に出るニオイってことか。

野菜でも同じようなことが起きます。できるだけ乾燥した状態を維持するのがコツです。

たまねぎは皮をむいたら、パリパリの状態のままゴミ袋へ。

かいわれダイコンは根元を切り落としたら、水気をしぼってゴミ袋へ。(スポンジは吸水性がよいため、しぼらないとビショビショになってしまいます)

サラダ作りで出た生ゴミの場合、濡らさずとも野菜自体に水分が含んでいるため、放置すれば傷んでしまいます。水洗いをすればなおさら、必要以上の水分をまとってしまうわけです。

ゴミ袋が破けて、水気が流れ出す……なんて経験ありませんか?「水を切る」ことを意識するだけで、だいぶ改善します。

「ゴミを出したらもう知らない!」と言わず、その後にゴミ処理をしてくれる方にも迷惑がかからないようにしたいものです。

解決法3:ゴミをためない

適切に処理したら、放置しないこともポイントです。

  • 【片づけ編】排水バスケットにゴミをためない
  • 【片付け編】ゴミ箱を持たない
  • 【片づけ編】こまめにゴミ出しをする

【片づけ編】排水バスケットにゴミをためない

排水口にあるバスケット(ゴミ受けに、生ゴミのカケラを捨てないという方法です。

というのも、これを実践することで我が家のキッチンまわりはかなり改善しました。

以前は、ヘタや皮をシンクにどんどん捨てては、そのまま水で流して排水バスケットにためていました。そしてある程度たまったら、まとめて捨てる。

シンクはすっきり!に見えて、排水バスケットはカオスです

ただ、まとめて捨てる時には変わり果てたゴミから異臭がする、ヌメリがあるなど不快感マックスでした……。

そんな経緯があり、排水バスケットには最低限のクズだけがたまるように変えました。

  • 手で取れるような大きさのヘタや皮は、シンク内で回収
  • 生ゴミ用のビニール袋へ
  • 料理・片付けを終える度に、結んで捨てる

こうすると、異臭は激減。ニオイの元は、腐敗したゴミだったんですよね。

汚いと思って排水バスケットに流しちゃうけど、流したあとの処理の方が大変かもね。

流れ込んでしまう原因は、排水口にもありました。当初は備え付けだったゴム製のものを使っており、どんどんバスケットに落ちて行っちゃうんです。

ステンレス製・パンチ型の排水口に変えたところ、水回りが劇的によくなりました。

排水口に入ってしまう前にシンク内でキャッチ!
ゴム製のものからステンレス製に変えることで取り逃がしなくなりました
kamai
kamai

1,000円程度で水回りが劇的に改善するライフハックです!取り入れた当時は、感動ものでした。笑

\ 賃貸のシンクはすべてこれに変えてほしい!魔法のアイテム!笑 /

【片付け編】ゴミ箱を持たない

ゴミ箱を持たないことでゴミをためこまない方法です。

賛否がわかれるところかと思いますが、ゴミ箱を持たないメリットってそこそこあります。

そのひとつが、ゴミ箱の掃除がなくなって悪臭から解放されることです。

ゴミ箱ってイヤなニオイがこもって、そのニオイがゴミ箱自体につきませんか?特にプラスチック系のものはニオイが入り込みやすいです。

一方で袋を引っかけるだけの簡易スタイルだと、ゴミを放置すれば気になります。すると、ゴミを片付けるペースが早くなるんです。

ゴミ袋をかけるのに、KEYUCA(ケユカ)のホルダーを使っています。

kamai
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マグネットで冷蔵庫に貼り付けられるので、省スペースにもなります。

本来はキッチンペーパーをつけるアイテムなんですが、その代わりにゴミ袋をかけています。

ほどほどにゴミが溜まったら、しばってゴミ捨て場へ。

ゴミ箱の掃除から解放されましたし、イヤなものにフタをすることなく速やかにゴミを捨てられるようになりました。

【片づけ編】こまめにゴミ出しをする

あと回しにしがちな片付けですが、こまめにゴミ出しをすることです。

生ゴミは時間をおくのが最大のタブーです。時間がたつほど雑菌が繁殖して悪臭につながるためです。また、腐敗臭につられてもわきます。

ひー!やめてー!!

そうなる前、つまり食事の片づけが終わったタイミングで、ゴミ袋にまとめて捨てます。

三角コーナーにゴミを置きっぱなしにするなど、あと回しにはしません。実際、料理の都度、ゴミ袋に封をして捨てることで、異臭を感じることは激減しました。

24時間出せるゴミ捨て場があれば、自宅から毎日でもゴミを持ち出しましょう。

【おすすめできません】他の生ゴミ対処法

これまで紹介した方法のほかにも、便利アイテムを活用するなどいくつか解決法があります。

  • 【片づけ編】ディスポーザーを使う
  • 【片づけ編】生ゴミ処理機を使う

【片づけ編】ディスポーザーを使う

生ゴミを粉砕してくれる機械、「ディスポーザー」を使う方法です。専用の浄化槽を通って下水に流れるという構造から、生ゴミの処理をしなくて済むという点では画期的です。

粉砕したゴミは下水に流すのではなく、乾燥させて入れ物に溜まるタイプもあるようです。

こちらは取り付け工事が前提になってきます。

【片づけ編】生ゴミ処理機を使う

家電である「生ごみ処理機」を使う方法です。処理されたゴミは肥料として使えるなど、メリットを押し出されることも多いです。

おすすめできない理由

一人暮らしにはtoo much

ディスポーザーや生ごみ処理機の活用は、こんな環境なら有効だと思われます。

  • 家族世帯(多くのゴミが出る)
  • 家庭菜園をやる(ゴミが肥料になる)

ただ、設備への投資や使う上での手間、設置スペースを考えたとき、一人暮らし世帯にはやりすぎ感が否めません。本職ばりに自宅で調理するならともかく、費用対効果が見込めないのです。

メンテナンスも大変そうだよね。

ただ、ゴミがすぐに捨てられない、コバエに困っているなど事情があるなら、コンパクトな生ゴミ乾燥機を使うのも選択肢に入れてみてください。Amazonの生ゴミ処理機カテゴリでベストセラーに入るなど、一定数の支持を得ている商品です。

時間もお金も有限です。あなたの生活スタイルや性格を踏まえて対処法を見つけるのが、各自の幸福度アップにつながると考えます。

買い物の仕方や捨て方を変えるだけで済むから、紹介してもらった方法ならすぐにできそう!いまはこれでカバーできそうだよ。

kamai
kamai

なにが心地いいかは人それぞれだね。ライフスタイルの変化に応じて、見直すといいかもね。

【まとめ】生ゴミを出さない・ためこまない・適切に処理する

この記事では、わたしが実践している一人暮らしにとってちょうどいい生ゴミの対処方法を9つ紹介しました。

  1. 【購入編】必要な分だけ購入する
  2. 【購入編】レシピが思い浮かばない食材は買わない
  3. 【保管編】早めに食べきる
  4. 【保管編】近所のスーパーを冷蔵庫がわりにする
  5. 【調理編】野菜の可食部を活用する
  6. 【片づけ編】ゴミをまとめる前に水を切る
  7. 【片づけ編】排水バスケットにゴミをためない
  8. 【片付け編】ゴミ箱を持たない
  9. 【片づけ編】こまめにゴミ出しをする

生活する上で出てくるゴミは、一生つきあっていく存在。対策をひとつでも打てれば、不快感は減っていきます。

キッチンを清潔に保つと、気持ちよく料理ができます。自然と料理のモチベーションが上がりますよ。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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