掲載サラダは300超!8割は知らない「世界のサラダ図鑑」【読書レビュー】

料理・サラダ本レビュー

サラダっていってもたくさんの種類があるだろうけど、世界にはどんなものがあるんだろう?

こんなあなたに役立つ本「世界のサラダ図鑑」を紹介します。

この記事の内容
  • 「世界のサラダ図鑑」とは
  • お気に入りポイント
  • 知っておきたいポイント(デメリット)

ナビするのはサラダに夢中のkamai(@kamaivege)です。

kamai
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会社員として働く中、週3回以上はサラダを作って食べており、SNSを通して発信したレシピ数は250を超えました。このブログでは、サラダ作りに関するハウツーやレシピを紹介しています!

サラダについて調べるほど計り知れないのが種類の多さでした。食文化が表れる一皿は、奥が深そう……。

世界に飛び回れないものの、視野を世界に広げてみたい。そんなときに手にした本「世界のサラダ図鑑」を紹介します。

サラダ好きはもちろん、こんな人にハマる1冊です。

オススメしたい人
  • 王道サラダしか知らない人
  • 世界の食文化に興味のある人
  • 異国情緒を味わいたい人

世界の広がりを感じながら、多様な食文化に触れることができますよ。

それではいってみましょう!

世界のサラダ図鑑 手にしたきっかけ

Instagramを通して知った世界中のサラダ

この本に出会うきっかけはInstagramを通じて触れる世界中のサラダにありました。

#サラダ は日本限定ですが、#Salad は様子が全然違ったのです。

kamai
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もしかして、サラダっていっても見たことすらない知らないサラダがいっぱいあるのでは……?

謎を解明するため、世界のサラダを調べてみようと思い立ったのでした。国を問わず、体系立ててまとまっているものはないか……。

しかし!各国のサラダを取り上げている本はこれまで見つけることができませんでした。(少なくとも日本発行のものは)各国の料理本にサラダのページはあっても、前菜であるサラダがまとまって取り上げられているものってなかったんですよね。

1年以上は本屋に立ち寄っては目を光らせていたところ(笑)、発売からまもなくして手に取ったのがこちらの一冊でした。

「世界のサラダ図鑑」とは

アメリカ ボストン在住の編集者・佐藤 政人さんが書かれた本です。

料理に関する本を複数出版されている方。こちらシリーズ物で、スープ図鑑、サンドイッチ図鑑に続く3冊目ということ。

kamai
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シリーズものって、売り上げ目的で出されているハズレが多いよな……。

編集社事情で販売しているイメージがあり、正直なところ第一印象はよくありませんでした。ただ、本文で佐藤さんはこんなことをおっしゃっていて。

野菜好き、サラダ好きの私にとってこんなうれしい企画はなかった。リスト作りの段階からかなり楽しんだ。

世界のサラダ図鑑 まえがきより

冒頭の文章なのですが、サラダ好きの方が楽しんで作られたというところからして、”企画もの”であったとしても内容のある本なんだろうと期待が持てたのです。

そのボリュームは手にすれば一目瞭然の、全カラー352ページ。

どすん!笑

伝統的なものだけではなく比較的新しいものも載っていて、単に過去のものをまとめただけではなさそう。(その点、過去2冊とは違うとご本人もおっしゃっています)

目をとおしてみると、いろんなお気に入りポイントが見つかりました。

世界のサラダ図鑑 お気に入りポイント

8割以上は知らない!というワクワク感

スペインといえば「パエリア」、ロシアといえば「ボルシチ」。代表的な料理は答えられたとしても、代表的なサラダって答えられなくないですか?

半分どころか8割は知らないサラダいっても過言ではありません。サラダ名すら聞いたことないものも多く、とことん知らない世界を覗きこむことができます。

知らないサラダに紛れ込んでいるのは、数少ない”王道のサラダ”。イタリアのカプレーゼ、アメリカのコブサラダあたりでしょうか。

知ってるサラダを見つけると、ちょっぴりうれしいのはなんでだろう?

kamai
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宝探し楽しんでるね。笑

でも、この本の魅力は、見たことも聞いたこともない一皿に出会えること。このワクワク体験にこそあります。

見所はレシピじゃなく、サラダそのもの

実際に作って食べるのもいいんですが、世界にどんなものがあるのかな?と好奇心を満たしてくれる一冊です。まさに「図鑑」ですよね。

本屋を巡っては50冊以上のサラダ本をリサーチしているんですが、日本著者の場合、ほとんどが日本の食文化で生まれたレシピ本なんですよね。だから、味の想像がつくよう”枠にハマった”サラダが多いんです。

kamai
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日本の読者に作ってもらうんだから、当然かもね。

その点、この本はバラエティに富んでいます。食材もできあがりの様もいつものそれとは違っていて、「枠にとらわれていたんだな」とハッとさせられました。

そして、全ページがカラー写真。作るのもいいけど、サラダの美しさを見てほしいといわんばかりの絵面に見入ってしまいます。ただ一皿の料理と言ってしまえばそれまでなんですが、眺めているだけでも楽しいんです。

各国専門の飲食店に行けばサラダに出会えるかもしれませんが、「サラダ」という共通点で比べることってほとんどないじゃないですか。その点、他にないユニークな一冊です。

70%もの国と地域をナビしてくれる旅

教えてくれるのは

  • サラダが生まれた経緯
  • 現地でどうやって食べられているか

などです。といっても、この歴史の成り立ちは〜なんて堅さはありません。300〜400文字の解説はサクサク読めます。

著者の佐藤さんはサラダの専門家ではないものの、サラダの文献をあたって(巻末に索引がたっぷり)すべてをご自身で作って食べられた(!)という力の入れっぷり。サラダ一皿ひとさらに経験がのっているんですよね。

kamai
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すべてを作ったとは、その熱量に脱帽です……!

そんな様子を見ていると、各国のディナーに招かれたような感覚に陥りました。

旅のガイドブックだったりして

収録されているのは146の国と地域のサラダです。

東京オリンピックでは、206の国と地域が参加してました

おおよそ200の国と地域がある中で、70%近くをカバー。これで世界どこでも行けます!笑

ご当地レシピ304というボリューム

読み物として扱うのがしっくりきますが、実用性も兼ねています。

サラダそのものの説明だけではなく、レシピ(材料と作り方)が記されていて、食材さえあれば再現できます

世界を12のエリアに分け、全体では304という膨大なレシピ数がまとまっています。週末に1種類を作るとすれば、6年(!)もかかるほどの大ボリュームです。

世界のサラダ図鑑 知っておいてほしいポイント

ここまでで買いだなと思うのですが、注意ポイントもあるため触れておきます。

逆引きできない

11のエリアがさらに国ごとにグルーピングされて載っています。つまり、食材からサラダを探し出すといったような逆引きができません。検索性という意味では優れていないです。

ご当地食材は著者のnoteで一部補足あり

レシピには食材のカットの仕方や下処理、焼くなどの調理方法は載っているものの、馴染みのないご当地食材についてはあまりフォローがありません

例えば、インドのサラダ「バレンディンディナ・コサンバリ」。(ググってもヒットしません)

kamai
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バレンディンでぃな、噛みそう……。笑

「ムーングダル」という食材を使います。さも読者が知っているかのごとく、レシピには「ムーングダルを水洗いし〜」というくだりから始まるのです。

いやいや、そもそもムーングダルってなんなのー!?

こんなツッコミは、至るところで出てきます。笑

著者の佐藤さんもそこは折り込み済みのようで、ものによっては著者ご本人のnoteにて補足してくださっています。

本に載っている写真は完成版のサラダオンリーです。noteでは食材そのものや調理工程がいくらかのっており、グッとイメージしやすくなりました。

徐々に書き足されている様子なので、本とセットで活用するのがいいと思います。(私も参考にさせていただきます!)

レシピを広げるなら電子書籍で

ご覧のとおり、紙の書籍は分厚くレシピを広げながら作れません

どっしり!

開いてもバタン!とすぐ閉じてしまい、見ながら作るというのは至難の技です。笑

「図鑑」という名称からしても、あくまで”読み物”としての書籍なのかもしれませんね。

発売当時は紙の書籍のみでしたが、間もなく電子版が発行されました。対象もKindle, 楽天Koboなど、お好きな端末でどうぞ。

パラパラ……とカラーページをめくるのも楽しいのですが、どっしり重たい書籍なので、電子版セレクトは大アリです。

kamai
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買い直そうかしら……。

と思いつつも写真集的に持っていたい気もします。

【まとめ】世界のサラダ図鑑で旅に出よう

この記事では、世界のサラダ図鑑を紹介しました。

この記事の内容
  • 「世界のサラダ図鑑」とは
    • さまざまな国と地域のサラダが載っている本
    • サラダの固定概念をぶち壊される

作ってみないと見当もつかないものもたくさん。食材をどうやって入手するの?と問題はいろいろありますが、調べるのもひっくるめてあれやこれやしながら作って食べるのが楽しそうです。

知らない世界を覗いてみたい!という方は、手にとってみてくださいね。

\ 目次サンプルが見られます /

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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