市販のドレッシングはいくつも持てないから、自分で作ろうかな。でもネットに載っているレシピだと、調味料をいくつも使ったり分量がバラバラ。覚えられないよ……。
こんなあなたの悩みに、おこたえします。
ナビするのは、サラダに夢中なkamai(@kamaivege)です。
会社員として働きつつ週3以上はサラダを作り、SNSで発信したレシピ数は250を超えました。このブログでは、サラダ作りのハウツーやレシピを紹介しています!
自分好みに作れるのが手作りのいいところ。でも、ネットや料理サイトに載っているレシピって複雑なものが多いんですよね。
調味料をいくつも用意したと思えば、少しずつ分量が違っていたり、、、たまにしか作らないものって、習得にはなかなか至らないですよね。
この記事では、レシピ暗記に頼らない即席ドレッシングの作り方を紹介します。わたし自身、わずらわしかった部分をできるだけ排除したので、誰でも作れる考え方にまとめました。
ココだけはおさえよう!というポイント1つだけ覚えておけば、安定のドレッシングを作れるようになりますよ。
即席ドレッシングの組み立て方
ドレッシング作りをなるべく簡単なものにするため、こんなルールでレシピを組み立てています。
- 包丁や専用家電は使わない
- 調味料の分量は比率で表す
包丁や専用家電は使わない
すぐにできちゃう「即席」をうたうので、包丁や専用家電を使わない作り方です。
手の込んだものほど雑味が減ったり、深みが出たりするものです。
- ドレッシングに入れる素材をカットする
- 青臭さをとるために湯がく
- ブレンダーで混ぜる
ただ、今回は「難しい工程なしにすぐにできちゃう!」ことを大切にしています。
調味料の分量は比率で表す
調味料の分量は比率で表すことです。
なぜ比率かといえば、家庭料理では大さじ・小さじやグラム数などの的確な表記はかえって複雑になるためです。
よくあるのがこんな表し方。
このまま作れればいいものの、量を調整したいことってありませんか?
カップル2人、家族4人のレシピ表記に対して、1人分を計算することってよくあるな。
1人分で作りたい場合、2人分の半量をそれぞれ計算しなくてはいけません。
調味料の種類が多かったり、分量の数字がまぎらわしいほど、覚えるのは難しいです。
「小さじ2/3」「大さじ1と1/4」なんて出てきたら、もうイヤだわ。
しかし、比率で表されるとシンプルです。
これなら、半量にしても同じ表し方です。
これなら、細かい分量を計算しなくて済むね!
もっとも少ないものを「1」として考えるため、他の調味料もコントロールしやすいのです。
小さいものを「小さじ1」とするか「大さじ1」とするかは自由。なんなら、手元の「ティースプーン1杯」や、「小皿にたらりと1回」垂らすのを基準にもできます。
気になるドレッシングレシピを見つけたら、比率で覚えちゃいましょう。
即席!手作りドレッシングのレシピ
ここからは、レシピを3つ紹介します。
- シンプルな基本のドレッシング
- ごまベースのドレッシング
- しょうゆベースのドレッシング
シンプルな基本のドレッシング
1つ目は、シンプルな基本のドレッシングです。
調味料と分量はこちら。(カッコ内の数字は比率)
- オリーブオイル(3)
- 米酢(1)
- 塩(少々)
作り方は、基本的にこれらを混ぜるだけです。強いて順番をあげるなら、オイルを最後にすると混ざりやすいですよ。
ドレッシングの3要素である、オイル・お酢・塩を混ぜただけの一番シンプルな形です。
ここでは、オイルとお酢の扱いだけを覚えます。
この比率がドレッシングの王道比率です。料理人によっては4倍量にするのも見かけます。酸味の好みや体調によって、お酢の量は調整してくださいね。
ごまベースのドレッシング
2つ目は、ごまベースのドレッシングです。
調味料と分量はこちら。(カッコ内の数字は比率)
- 米油(3)
- 米酢(1)
- すりごま(3)
- 砂糖(1)
- しょうゆ(1)
ごまをメインに仕上げる形です。
この調味料を見て感づいた方もいるかもしれません。いわゆる、ごまあえの和え衣をベースにしています。
作り方は、基本的に混ぜるだけです。和え衣を先に作って味を見てから、お酢・オイルを加えると味が調整しやすいです。
ということで、覚えるのはこちらだけ。
お酢とオイルを除けばごま和えです。酸味と油分を加えることで、一皿がサラダとして成立するんですよ。クリーミーな市販のドレッシングに比べると、甘さひかえめで素朴な和風ドレッシングとして仕上がります。
しょうゆベースのドレッシング
3つ目は、しょうゆベースのドレッシングです。
調味料と分量はこちら。(カッコ内の数字は比率)
- 米油(3)
- 米酢(1)
- しょうゆ(1)
- 酒(1)
- 砂糖(1)
やっぱり、オイルを最後にして混ぜます。
ポイントは、お酒を入れることです。
えっ、料理酒をそのままドレッシングに入れちゃうの?
そう思われる方もいるかもしれません。でも、これが案外いけるんです。
というのも、しょうゆをベースに組み立てると塩味が強すぎるのです。塩味は甘みのお砂糖で対処せず、薄めることで存在感をやわらげます。つまり、希釈の役割がお酒なんです。
ちなみに、しょうゆをお酒で希釈する方法は、料理家・樋口 直哉さんから教わりました。
冷ややっこも「しょうゆ:お酒=1:2」にすると、塩加減がちょうどいいですよ。
ということで、覚えるのはこちらだけです。
しょうゆベースですが、砂糖が入ることであまじょっぱく仕上がるのがこのドレッシング。そこで、ピリッと辛いかいわれ大根が入ったサラダにおすすめです。
おすすめのドレッシングアイテム
計るの大変そうだな。それに、いよいよ分量なんて覚えられないよ……。
こんなあなたには、ドレッシングカップがおすすめです。
マイドレッシングカップ|マーナ
マーナのマイドレッシングカップは、1食分ほどのドレッシングづくりにちょうどいいカップです。
5ml単位の目盛りがついており、少量の調味料を入れていくとドレッシングができあがります。
カップには、ドレッシングレシピがついてきます。
しかも、管理栄養士さん監修のレシピが10個です。
和風も洋風もバリエーションが豊富で、手元の調味料で作れるものばかり。気分に応じてすぐに作れるので、重宝してます!
\ 1回分を入れるのにちょうどいい /
ドレッシング作りのコツ
ポイントは3つ
オイルを最後に混ぜる点も含めこちらの3つを心がけると、おいしくサラダがいただけます。
- オイルは最後に混ぜる
- 調味料はよく混ぜる
- 食べる直前にサラダへかける
詳しくは、こちらにまとめました。
- サラダ好きが徹底解説!グリーンサラダの作り方
自作でドレッシングを作ってみたいなという方には、役立つヒントをこちらに載せています。
- たった3つでできる基本ドレッシングの作り方
【まとめ】即席の手作りドレッシングでサラダを食べちゃおう
この記事では、自宅の調味料で作れちゃう即席ドレッシングを紹介しました。
手作りドレッシングを料理に取り入れると、特定の味付けに縛られなくなるため食卓の幅が広がります。少量から試せる気軽さもあるので、失敗を怖がらずに試してみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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