しっとりと鮮やかだったアボカド。適度に熟していると、割ったときのごほうび感がうれしいですよね。

そして浮かれていると、2〜3日であっという間に化けの皮は剥がれる。

というのは冗談にしろ、あっという間に痛んでしまいます。おそうじすればなんとか大丈夫そう。スプーンが表面をなめらかになぞる感じからして、だいぶ熟れています。

一度にアボカドひとつを使い切ってしまえばいいものの、ひとり分となれば使っても1/2個。切ったそばから傷みやすい野菜って扱いが難しいですよね。
痛んでしまうのもやむをえないとなれば、いっそ開き直るのもアリでは?だって「痛んでいる」といわなくても「熟成している」と捉えることもできるわけです。ものは言いよう、といいますか前向きに考えたいもんです。
そんなわけでとろりとしたアボカドには、適度に果肉感のあるミディトマトをそえまして。

マリネにして仕上げてしまいましょう。スプラウトを添えると、見た目もカバーしながらおいしくいただけるのです。

食材たち
食材:アボカド・トマト・スプラウト
調味料:オリーブオイル・酢・砂糖
作ってみます
マリネ液を作る
調味料を混ぜる(カッコ内数字は比率です)
オリーブオイル(2)
酢(1)
砂糖(1)


食材をカットする
- トマト:小さめのひとくちサイズにカット

- スプラウト:1/2にカット。ふんわりとほぐす


- アボカド:半分に割ったら、格子状に包丁をいれてスプーンでかき出す



アボカドとトマトをマリネする
- マリネ液でアボカドをあえる

- トマトを入れてざっくりあえる

(お好みで)冷やす
- 15分ほど冷やす

盛りつける
- マリネをうつわへ。やや平たく盛りつける

- 高さを意識して、スプラウトをこんもり


いただきます

高さを出したスプラウトが、小粋な一品感を醸し出してくれます。お箸でクシャッとつぶしながら、いただきます。

シャクっという歯切れのいいスプラウトから入って、そのまま噛みしめるとアボカドとトマトがお出迎え。しっとりとたおやかに、角のないマリネを楽しめます。パクパク食べるよりは、ゆっくりと楽しみたい一皿です。
【番外】本日の晩酌
今日も1日お疲れさま。



あけて間もなく感じるエールの香り。口に入れる前のこの瞬間、エールがくれるご褒美です。
そんなわけでおつまみサラダでございました。ちびちび、とつまめる感じがちょうどいいです。よなよな、ビールだってすすみます。ゆっくり過ごせる時間ってゼイタクですよね。
痛んでいたアボカドなんてすっかり忘れてますでしょ?え、酔っ払ってるんじゃないかって?それも一理あるかもしれません。(笑)
世の中きれいごとばかりじゃありません。臨機応変に、時には身をかわしながら生きていきましょ。

ごちそうさまでした。晩酌ではおつまみに寄せたサラダでお楽しみくださいませ。
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