炒めて旨味2ランクアップ!ニンジンとショウガのサラダ

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おうちサラダ

サラダにおけるニンジンって、報われないよなって思うんです。

街中で出くわすのは、スライサーで細切りした生の姿。なんのためかと思えば、きっと彩なんですよね。その点、お弁当のプチトマトでしょうか。いるだけでいい存在、それはそれで確固たるポジションを取っているんですけどね。

彩もいいですが、ニンジンの良さを引き出すには「熱」がキーポイントです。

フライパンでさっと「炒める」。
スープに沈めて「煮る」。
じっくりと「揚げる」。

手間を惜しんでサラダでは生食にこだわってきた私ですが、ニンジンに限っては熱を入れた方が圧倒的においしいということを痛感しています。本来の甘みが引き出されるんですよね。

そこで、今回はショウガと炒めてみました。

生ニンジンにはシャキッとしたレタスが似合うかもしれませんが、火入れしたニンジンにはなにがいいだろう?すると、お疲れ気味のサンチュがいらっしゃいました。(食べどきって難しいです…)

そんな、おばんざい的なサラダです。

食材たち

食材:ショウガ・ニンジン・紫たまねぎ・サンチュ
調味料:米油・酒・しょうゆ・酢・塩・黒こしょう

作ってみます

野菜を用意する

  • ニンジン:細切り
  • サンチュ:ひとくちサイズにカット
我が家に来てから数日後。へとへとです。
だけど、この後炒めるニンジンと楽しむのでくたびれててOKです。
  • 紫たまねぎ:切って半日以上、放置しておく(辛みを飛ばす)
    時間がない場合、水にさらす

水でさらす方法もアリですが、3つの観点からやめています。そして1週間以内には使い切るようにしています。

  • 衛生面(家庭では生野菜への殺菌手段がなく不安が残る)
  • 栄養面(水へ栄養が流出してしまう)
  • 手間(水切りが必要)
  • ショウガ:細切り

ニンジンを炒める

  • 油にショウガを入れて火を入れる
熱した油にショウガを入れると、ショウガが暴れます!
そこで火をつける前に油の引いたフライパンに入れます。
  • 弱火でクツクツ、ショウガの香りを油にうつすイメージで熱する
焦げやすいので弱火でじっくり火を入れます

この後、ショウガオイルでニンジンを炒めていきます。ショウガはこの段階で引き上げるのがベターでした。ショウガを入れたまま、時間差で入れたニンジンを炒めるとショウガがカラカラになってしまいます。

その点、頭の隅に置きながらご覧くださいませ。この時は気にせず、料理続行してます。

  • ニンジンを入れて炒める
  • 塩をふりかける
ショウガがカラカラに!ニンジンは鮮やかさを増しています。

野菜を混ぜる

  • 炒めたニンジンを引き上げる
  • サンチュ、たまねぎを加えてざっくりあえる
  • お酢、しょうゆを入れてざっくり混ぜる
  • 黒こしょうをガリガリ
つやーんとしてきました。

盛りつける

  • こんもり盛りつける

いただきます

ニンジンを単に炒めるだけでも、甘みが引き出されて1ランクアップ。ショウガの風味もあって、さらに1ランクアップ。生の野菜では出せないひと手間に、納得の一皿でした。

マゼンダ・オレンジ・グリーンのポップなカラーリングは、和のうつわと合わせることで大人のおつまみに変身です。お酢の酸味がショウガの和らいだ刺激と相まって、沁みます。

しんなりしたサンチュが控えめに食感を残す中、やや柔らかくなったニンジンと共に威勢のいいたまねぎが歯にあたります。三人のバランスが心地よいです。

ごちそうさまでした。

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