忙しい朝や疲れた夜、さっと手早く料理をしたい。
そんな思いに反して、フライパンにこびりつく焦げや汚れ……。
そんな光景を眺めると、一気に気分が下がりません?
「また掃除が大変だな……」
「せっかく作ったのにうまくいかなかった」
とストレスを感じる瞬間って、意外と多いですよね。
私もそんなことを繰り返してきました。
毎回テフロンのフライパンを買い替え、焦げ付きをガマンしながら料理。
もっといいのがあるんだろうな〜と思いつつも、見過ごすのは気持ち悪かった……。
悩まされていた私が出会ったのが、これ。

イタリアの老舗ブランド「バッラリーニ」のトリノ24cmフライパンでした。
やたらプロが使ってるバッラリーニのフライパン
きっかけは、料理系のYouTuberさんたち。
プロもアマチュアも、やたら使っていて「なんかカッコいいな〜」と思ったこと。
でも同時に思ったのは、
「プロだからうまく使えるだけなんじゃない?」
「素人の私でも快適に使えるのかな?」
という不安。
使い手の技量とも言いますからね。
といっても、脳裏から離れないあのフライパン……。

形から入ってもいいんだろうか
使いこなせなかったら、メルカリで手放せばいいか。
と、失敗ありきで買ってみることに。
口コミって本当?トリノ24cmを1年使ってみたリアルレビュー
買ってから、さまざまな料理を作って早1年。
結論から言うと、めちゃくちゃ満足しています。
バッラリーニのフライパンに出会って、料理が「ちょっと特別な時間」になった
最初に使ったときの衝撃は、今でも覚えてます。
初めて使ったのは、目玉焼きを焼くとき。
いつもならベタッと白身がくっつくところ、スルッと滑る感覚。
思わず「おおっ!」と声が出てしまったのを覚えています。
油を控えてもこびりつかない。
こびりついて崩壊していたお好み焼きも懐かしい。
これで、もはや粉物も怖くない。

日々の炒め物だって、驚くほどスムーズになりました。
メリット3つ
① ほんとに「くっつかない」から長持ちする
これが一番の理由です。
油を控えてもスルッと外れるので、ヘルシーに調理できてありがたい。
安いテフロンだと、数か月で買い替えってパターンが多かったんです。
これまではこびりつきをゴシゴシ洗う際に、傷つけてしまっていたからだと思います。
タワシなんて一発アウト。
テフロンが剥がれちゃいますからね。
トリノは1年以上使っても、まったく問題なし。
ソースとか、焦げ付いてもね、大丈夫。
スポンジで撫でれば、たいてい落ちます。

だから、洗い物すら楽しいんですよ。笑
キレイを保てるってすばらしい!うれしい!
② 見た目がいい
シンプルなのに、ちょっと高級感のあるデザイン。
キッチンに置いてあるだけで、気分が上がります。

ストーン調なのが、質感ありすぎるかな〜と思っていたんですが、そんな主張しなくて。
日本のキッチンでも意外と馴染みます◎
③ メンテナンスがいらない
おおげさなメンテナンスがいらないのもいいところ。
テフロン製と同じような使い方でOK。
というのも…
こだわりの鉄フライパンにチャレンジしたことあるんですが、なかなか手間なんですよね。
1つは、フライパンをなじませるシーズニング。
これね、キッチンが油っぽくなったり、油を気化させるほど高温にするって危険も伴ったり。
「手間」だけで済まない問題が意外とありました。
育成を楽しめる人はいいんだけど、そこまで凝り性にはなりきれなかった。笑

トリノは、鉄のフライパンみたいに「育てる」必要なし。
すぐに使い始められるし、特別なことはいりません。
理想的でした。
デメリット?気になるポイント
もちろん、完璧ってわけじゃありません。
① 重さがある
安価なテフロンよりは、どっしりと重いです。
でも鉄フライパンほどではない。
だから、私のような女性でも普通にあおれます。
② 温めに時間がかかる
テフロンはすぐに熱くなるけれど、トリノは少し時間が必要です。
食材をすぐに入れると「あれ?ジュって言わない?」ってこと、よくありました。
その代わり、フライパン自体が冷めにくいってことです。
食材に「じんわりと熱が通る」ってことなんで、まさにプロ仕様。
温度が均一に保たれるので、焦げ付きの不安がなく、食材本来のおいしさを引き出せるんですよ◎

そんな特性を受け入れられれば、いいとこだらけ。
このフライパンがあるだけで、台所に立つのが待ち遠しくなる。
毎日の料理時間が「ちょっと特別な時間」に変わりました。
サイズは24cmで正解?
1人〜2人なら24cmで正解
結論、私は24cmで大正解でした。
ふだん作る1人分、あるいは2食分くらいなら使いやすいサイズ感で。
- 26cmなら、あおれない
- ひと回り小さい20cmは、ちょこっとしか作れない
なので、普段づかいにはぴったりのサイズです。
まとめ
バッラリーニ トリノは素人でも料理が楽しくなるフライパンだった
ブランドにこだわりはなくても、日ごろ使うフライパンが「ちょっといい」ものになると、料理の時間が楽しくなる!
料理好きな人はもちろん、普段あまり料理に時間をかけられない人にもオススメです。
テフロン製・鉄製など、数々のフライパンを試してきた「フライパン迷子」の私。
「買ってよかった」ベストバイの1つです!

Amazon・楽天などでチェックできます。
(私はAmazonでポチりました〜)
▼ バッラリーニ トリノ 24cm
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